ホノルル不動産協会の現地市場最新情報によると、5月のオアフ島での一戸建て住宅販売数は前年比15%減少したものの、ワヒアワ地区で67%、ミリラニ地区で60%上昇したとのことです。
2022年5月に販売された住宅は、前年同月が405戸であったのに対し、全島では344戸でした。
しかし、オアフ島地域別の5月に成立した販売を調べたレポートによると、ワヒアワの一戸建て販売は前年5月の6件に対し先月は10件、ミリラニでは15件に対し24件でした。
5月の一戸建て販売件数が最も多かったのはエワプレインの72件で、2021年5月の同地区での販売件数79件に比べ、9%減少しています。
オアフ島のコンドミニアム市場の販売数は、島全体で15%増加しましたが、マキキ・モイリイリでは73%、モアナルア・ソルトレイク地区では55%増加しました。
販売レポートによると、5月のマキキ・モイリイリのコンドミニアムの販売数は、前年の52件に対して90件、モアナルア・ソルトレイクの販売数は、22件に対して34件でした。
また、総販売数は少ないものの、カリヒ-パラマでは180%(前年5件に対し14件)、ワヒアワでは200%(1件に対し3件)、ノースショアでは300%(1件に対し4件)とコンドミニアムの販売数も上昇したそうです。
オアフ島全体では、一戸建て、コンドミニアムの新規リスティング数は、前年5月よりそれぞれ3%、1%の微増となりました。
しかし、マキキ・モイリイリの一戸建て新規リスティングは2021年5月の13件に対し先月は20件と54%上昇し、エワプレインの新規リスティングは86件に対し99件と15%上昇しました。
コンドミニアム市場では、ワイパフの新規リスティング数は2021年5月の12件から先月は20件と67%増加し、ハワイカイでは16件から26件と63%増加しました。
コンドミニアムの新規リスティングはワイキキが最も多く162件で、1年前に報告された155件より5%増加しました。
一戸建てとコンドミニアムの有効在庫は、依然としてパンデミック前の2019年の水準を下回っていると報告されています。
しかし、一戸建ての有効在庫数は、エワ・プレインで515%(13件に対して80件)、マカハ・ナナクリで67%(27件に対して45件)、パールシティ・アイアで180%(10件に対して28件)、コンドミニアムの有効在庫数は、エワ・プレインで153%(17件に対して43件)、ミリラニで214%(7件に対して22件)、ハワイカイで122%(9件に対して20件)増加したそうです。
Pacific Business News引用
https://www.bizjournals.com/pacific/news/2022/06/16/home-sales-up-in-may-in-some-oahu-neighborhoods.html